(2008年08月08日)
(2008年06月16日)
(2008年02月26日)
少し前、千葉県文化会館で行われたトワ・エ・モワのコンサートを見てきました。彼らの生歌を聴くのは初めての経験でしたし、平日の夕刻ということもあり、どのような人たちが会場に足を運び、2人がどんなステージを届けてくれるのか興味津々でした。
間もなくの開演を告げるアナウンスが流れるころには、客席はフォーク世代を中心にした幅広い世代のファンでほぼ埋め尽くされていました。失礼な話ですが、知名度はあっても、今流行っている歌を、もしくは話題の曲を歌っているわけではない彼らのライブ会場があれほど熱く盛り上がっていたのは、正直言って予想外でした。が、コンサートが進むにつれて、トワ・エ・モワが今もなお多くの音楽ファンを魅了し続けている理由が分かりました。
ステージは、「空よ」「誰もいない海」、オリンピック・イヤーにふさわしく「虹と雪のバラード」などの代表曲から、「アメージンググレイス」などの白鳥(英美子)さんのソロパートのほか、リクエスト・コーナーでは、客席からの要望に応えるかたちで、最新アルバム『フォーク・ソングス』にも収録した「あの素晴らしい愛をもう一度」「22才の別れ」といった懐かしのフォークに加え、グループサウンズの名曲までも披露。オープニングからアンコールまで、次世代に歌い継ぐべきヒット曲、佳曲のオンパレードです。
MCでは、芥川(澄夫)さんの合唱部時代の恩師が、あの秋川雅史(テノール歌手)さんのお父さまだったというエピソードを交え、ユーモアたっぷりのハイテンション・トークを炸裂(さくれつ)させ、クールな歌いっぷりからは想像できない意外な一面をのぞかせていました。
おそらく、2人の人柄がにじみ出たかのようなそうした清々(すがすが)しい歌たちと温もりに満ちた話の数々が、オーディエンスを束の間、心地よい異空間へと誘い、一方観衆は、切実な日常から隔絶されたリラックス空間に身を置くことで、心身を浄化させていたようにも感じたのです。僕自身がそうでしたから。つまり、トワ・エ・モワの歌は、そしてステージは、一服の清涼剤にも似た効用があるのでしょう。とにかく、心が元気になるコンサートでした。
終演後、2人はロビーに出て、CD購入者全員と握手をし言葉を交わしていました(今ツアーからの初の試みなのだとか)。ファンを大切にする思いがそんなところからも感じられました。
秋には四国で何カ所かライブを行うそうです。(詳しいスケジュールは、今後掲載予定のインタビューのコーナーでお伝えします)
そんな2人を先日、インタビュー取材させていただきました。知られざるエピソードから音楽観、人生観までお話いただき、実に濃い時間でした。その模様は近日中にアップしますのでお楽しみに。