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ありがとうとさようなら

2010年01月29日

 2年3カ月にわたったこのエッセイも、今回でひとまず終了だそうだ。パソコンを使わない小生が発する文章を読んでくださる方はどのくらいいて、どんな年齢、性別の方々だったのか全く分からず、出会いの実感のないのが少し寂しくもあった。
 もう一つの小生の発信源、今治のラヂオバリバリでは、『ぽれぽれちろりん』のパーソナリティーを始めてはや7年余り、こちらの方はごく限られた方とはいえ、番組中にメールを下さることが多いので、ダイレクトにつながっている感覚がとても心地良い。更に聞くだけリスナーの方々からもいろいろな所で「聞いているよ」と声をかけていただくのが嬉(うれ)しく、可能な限り続けてゆきたいと思っている。
 毎回のように呼ぶゲストの方々とのトークは、生放送の番組中であることを忘れて熱中してしまうことも多く、新しいリスナーやゲストに出会える『生』の楽しみは、野菜の消費者になってくださる『実益』以上のものである。
 そして一番大切にしている情報発信は、結婚以来、年5~6回ずつ発行し、2010年の新年号をもって159号を数える『ちろりんだより』。パソコンやワープロを使わず、妻の手書きで、初期はガリ版印刷、現在はコピーで作り続けて、野菜や卵の消費者には手渡しで、遠くの方には郵便で届けている。またいいろいろなイベントや会合で出会う人達にちろりん農園を知っていただく一助に、また名刺代わりにとても役立っている。
 さて、始まりがあれば終わりが来る。人生にも、また大きく見れば星にも宇宙にも。『ししょー』若松進一氏のご縁で執筆の機会をいただいたこの欄に目を通してくださった方々に大きなありがとうと、そしてどこかでお目にかかる機会を夢見て、小さなさようならとともにこのペンを置きます。

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