(2010年01月29日)
(2010年01月15日)
(2009年12月25日)
新緑があっという間に夏の色に変わりつつある山々の景色の中に、いつもの年と異った色彩がパッチワークのように混じっている。孟宗竹(もうそうちく)林が、枯れたとはいえないまでも妙に黄色がかって弱った感じに見えるのである。近隣の人たちや知人からも、今年は筍(たけのこ)の裏年だとか、例年なら余るほどおすそ分けがあるのに今年はないとかの話を聞いた。しかし、ちろりん農園の竹林ではいつもより一週間ほど早く初筍がとれ、その後もまずまずで特に不足を感じることはなかった。もっともこれはそのあたりに住むイノシシさんの食糧事情によるものであろう。竹は60年とか120年周期で枯れるという説もあるが、実際はそれほど正確なものではないというのが本当のようだ。それにしても目に入る竹林が力のない色をしているのには一抹の不安を感じる。
もう一つ、例年に比べて不作なのが蚕豆である。毎年、頂部分がその重みで傾くほど大量のアブラムシがつくのが当たり前なのだが、二度の強風にあおられたおかげか、後半はその害が全くなくなって喜んでいた。けれど、たくさんの花が付いた割には実がポツポツという歯抜け状態。知人の畑でも近くの一般農法の畑もやはり不作だそうだ。
筍や蚕豆に限らず、異常乾燥や高温、害虫の多発や病気の発生などで心が折れそうになることもあるが、それらもひっくるめて自然に添うということなのだろう。精一杯の努力は必要だが最後の最後は「まあ、ええやん」この言葉に尽きる。