(2008年10月10日)
(2008年10月03日)
(2008年09月26日)
このところ秋雨とでもいうべき雨が降って、水不足に悩む松山市では水不足が解消されほっと一息ついていますが、土日を当て込んだ運動会やスポーツ大会などの屋外イベントは招かざる雨にこれまた四苦八苦しているようです。
そんな先週の日曜日、人間牧場へ20人もの大学生が雨の中をやって来ました。これは、私が講師を務める愛媛大学法文学部総合政策学科のフィールドワークの授業なのです。私は「地域振興とまちづくり」について講義をしていますが、今年度は「合併後のまちづくり」というテーマで、合併した旧中島町(現松山市)、旧中山町(現伊予市)、旧長浜町(現大洲市)、旧双海町(現伊予市)を訪ね、それぞれの地域が合併後どんな取り組みをしているか現地調査で検証しようとしているのです。中島、中山、長浜は既に調査を終わっていて、双海だけが残っていました。
この日はバスをチャーターし、大学から双海まで学生を乗せて直行しました。ふたみシーサイド公園を見学した後、いよいよ人間牧場へ向かいました。雨の山道を走り、学生たちは緑陰の中を傘をさしながら滑りこけないよう注意をしながら歩いて下りました。

【写真】研修用のバス

【写真】ふたみシーサイド公園での研修
人間牧場では水平線の家の見学をしたり、ロケ風呂からの眺望を楽しみましたが、残念ながらウッドデッキでの催しはできず、主に水平線の家の室内で私の話に耳を傾け、熱心に学びました。この日は150年生の高知県馬路村産魚梁瀬杉(やなせすぎ)の切り株の上を高座に見立て、「夕日徒然草」という自著本をテキストに、双海の地域振興とまちづくりを語りました。

【写真】人間牧場、水平線の家での研修を終えて
午後は翠(みどり)小学校やグリーンツーリズムを見学して、わが家で遅い昼食をとりました。わが家では妻が前の晩から準備した手料理でもてなしましたが、私が非常勤講師になった5年前からこの食談会は続いていて、親元を離れ何かと栄養が偏りがちな学生のために、たくさんの料理を作っていました。家に入るなり学生たちは、これらの並んだ料理を見て一様に感嘆の声を上げていました。
本来なら月曜日が授業日ですが、この日は都合により日曜日に変更したため、みんな少しお酒も入ってにぎやかに、そしてゆっくりと食事を楽しみました。わが家の敷地内には海の資料館海舟館や、私設公民館煙会所もあって、これらを見学したりしながら自由な約2時間を過ごし、再びバスに乗って大学へと帰っていきました。

【写真】妻手作りのおいしい料理
人間牧場とわが家、そして手料理もてなしのセットは大学生に大受けで、いなりずしやおむすび、空揚げなどは妻の用意したプラスチック容器に入れて持ち帰り、ほとんど残り物のない状態でした。食べるために作った料理だけに、妻も私も満足のいく一日でした。

【写真】みんなで会食
去年まで私は夜間主の担当でしたが、今年から昼間主の授業に変更されて、最初は多少ドギマギしましたが、今年もいい学生たちに恵まれて、いい授業の進ちょく状況です。来週は祝日で月曜日が休講のため、本格的な授業再開は20日からです。反面教師とでもいうべき若者のパワーを随分頂き、少し若返ったような一日でした。