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今年還暦、2050年に百歳

2010年01月31日

 今回の原稿は、記念すべき50回目となりますが、残念ながら最終稿となります。2年4カ月にわたって御愛読していただきありがとうございます。
 50回分の原稿は、私の周りの話題を網羅的に記載していますが、時間のある時に読んでいただければ、「健康に生きる秘訣」が理解でき、知識として蓄えていただけると思います。
 今年、私は年男であり還暦になります。還暦とは干支(エト)が60年で一回りして、数え年で61歳になるので、1歳に戻ることにあります。還暦は、1から人生をスタートすることになります。昭和25(1950)年生まれの同年代の方々は、タイトルで示しましたように、2050年には百歳になります。
 最近、デンマークの研究グループから興味ある報告がありました。
① 21世紀生まれの人の半分の人が100歳まで生きることができる。
栄養状態、衛生や医療の進歩で欧米の先進国と日本では、2000年以降に誕生した人々は、100歳まで長生きできるとの予測です。もちろん、年一回の健康診断を行い、高血圧、高脂血症、糖尿病が見つかれば、早めに薬を飲むことが必要条件です。
② 見た目で老(ふ)けた人は、若々しい人に比べて短命である
 デンマークで、70歳以上の双生児(ふたご)1826人を追跡調査しました。その結果、双生児のうち老けて見える方が先に死亡することが多くいことが分かりました。老けて見える人は、体の老化も進んでいることになります。顔つきの若い人は、食事・運動療法に励み、禁煙・節酒に日ごろから留意している人で、血管や脳も若いということになります。

 今回は、さらに2050年までの40年間の予測で確実なものを提示致します。
1) 医療技術
有効な治療法の無いアルツハイマー型認知症や難治性のがん(肺がん・すい臓がんなど)の画期的な治療法ができるのは、20年は掛かると思います。
2)医療形態など
地域・へき地医療の医師不足は、10年後には解消されるでしょう。開業医も含め医師の臨床能力などをチェックする機構が発達し、医師の能力は上昇します。

 個人的には、昨年末にiPodタッチを購入し、多機能なソフトに驚いています。還暦の者にとって素晴らしいオモチャです。夢中になって操作していますが、脳の老化予防に効果があるものと考えます。高齢者の皆さんも夢中になるものを何か見つけて、それに挑戦して下さい。
 最後に、高齢者医療をめぐる現状と将来の動きを表1、2でお示しします。
「こころも体も鍛えて、健康で元気な長生きを目指してください」

高齢者医療をめぐる話題
【表1】高齢者医療をめぐる話題、青字は加齢医学に関与するもの

医療の現状と将来
【表2】医療の現状と将来

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