本年4月、「メタボリック・シンドローム」の患者さんや予備軍の方々を見つけ出し、その数を減少させる目的で始まった「特定健康診査」と「特定保健指導」の最も重要な課題は、肥満症の対策です。肥満者に、いかに行動変容を起こさせるかにかかっています。
いくつかの減量法があるのですが、私が推奨する方法の一つは、大分大学医学部第一内科の吉松博信教授が考案された「体重日記」による肥満克服法です。この方法は、吉松先生が患者さんを直接指導された経験に基づいて開発されたものです。
1)食生活を指導して、知識を増やしても長続きしない。
2)体重日記をつけると、自分で問題に気付き、改めていくようになる。
3)体重日記 0.1キログラムまで表示できる体重計を利用。
「起床」「朝食」「夕食」の直後と「就寝直前」の1日4回。
ポイントは、
以下のような体重の増減を記入するグラフを付けると、約半数の方が体重10キログラム程度の減量に成功しました。ぜひ、肥満の方はこの方法を実行してください。
〈グラフヘのリンク〉 グラフ化体重日記による行動修正療法