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減量の方法(1)

2008年07月09日

 本年4月、「メタボリック・シンドローム」の患者さんや予備軍の方々を見つけ出し、その数を減少させる目的で始まった「特定健康診査」と「特定保健指導」の最も重要な課題は、肥満症の対策です。肥満者に、いかに行動変容を起こさせるかにかかっています。
 いくつかの減量法があるのですが、私が推奨する方法の一つは、大分大学医学部第一内科の吉松博信教授が考案された「体重日記」による肥満克服法です。この方法は、吉松先生が患者さんを直接指導された経験に基づいて開発されたものです。

1)食生活を指導して、知識を増やしても長続きしない。

2)体重日記をつけると、自分で問題に気付き、改めていくようになる。

3)体重日記 0.1キログラムまで表示できる体重計を利用。
  「起床」「朝食」「夕食」の直後と「就寝直前」の1日4回。

ポイントは、

  • 体重は毎日1キログラム程度の増減はある。起床時が最低値です。

  • 遅い夕食や油物が体重増加の大きな原因。焼き肉、天ぷら、空揚げは駄目です。

  • 3回の食事時間を正しくするだけで、ある程度体重は減る。

  • お菓子やミカンなどの間食の食べ過ぎは駄目です。

  • 起床直後の体重変化に注目、前日より増えていれば、食事や運動量に問題あり。

  • 体重が1日2~3キログラムも増減したら、水分の過剰摂取が考えられる。

  • 休日や盆と正月の食べ過ぎ、飲み過ぎは要注意です。

  • 欲張らず、1カ月で1~2キログラム減量を目標とする

 以下のような体重の増減を記入するグラフを付けると、約半数の方が体重10キログラム程度の減量に成功しました。ぜひ、肥満の方はこの方法を実行してください。

〈グラフヘのリンク〉 グラフ化体重日記による行動修正療法

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