■ 徳島…発心の道場 阿波の札所
《第2番 極楽寺》
- 【所在地】
- 徳島県鳴門市大麻町檜字ダンノ上12
- 【連絡先】
- TEL:088-689-1112
- 【近隣の地図】
- 地図
【略縁起】
行基菩薩(668~749)の開基と伝えられている。弘仁6年(815)、弘法大師がこの地で修法した結願の日、阿弥陀如来が出現したので大師はその姿を彫造し、本尊とした。この如来像が発する光は、遠く鳴門の長原沖に達したという。この光が漁の妨げになるので、漁民が本堂の前に小さな山を築き、遮ったといういわれから「日照山」と号した。
天正(1573~92)の兵火で焼失したが、本堂は万治2年(1659)に阿波徳島藩3代藩主・蜂須賀光隆の援助で再建された。
境内は三方を山に囲まれ、朱塗りの仁王門をくぐると極楽浄土をイメージさせるような庭園が広がっている。大師像は、弘法大師が流産ばかりする夫人に加持祈祷したところ即座に子宝に恵まれたというゆえんで、「安産大師」とも呼ばれている。弘法大師お手植えと伝わる「長命杉」は樹齢1200年余、高さ約30メートルの霊木。触れれば家内安全、病気平癒、長寿を授かるといわれる。
写真は『遍路の風景 空海のみち』村上護著、吉岡功治撮影(愛媛新聞社)から
参考文献『先達経典』(四国八十八ヶ所霊場会)