■ 徳島…発心の道場 阿波の札所
《第13番 大日寺》
- 【所在地】
- 徳島県徳島市一宮町西丁263
- 【連絡先】
- TEL:088-644-0069
- 【近隣の地図】
- 地図
【略縁起】
弘法大師の開基とされる。縁起によると、この地で大師が護摩修法をした時、大日如来が紫雲とともに舞い降り、「この地は霊地なり。心あらば一宇を建立すべし」と告げたという。大師は早速、大日如来像を彫造して本尊とし、堂宇を建立して安置したと伝わっている。寺名の由来はこの縁起による。
天正(1573~92)の兵火で堂塔はすべて罹災したが、江戸時代前期に阿波徳島藩第3代藩主・蜂須賀光隆が本堂を再建した。
諸国に一の宮が建立された時は同じ境内で別当寺として管理に当たっていた。一の宮の本地仏は行基菩薩(668~749)作の十一面観音像とされており、境内が同じだったため、江戸時代には一の宮神社が札所で納経所として参拝されていたという。
明治の神仏分離令で神社は独立した。寺にあった大日如来像は脇仏となり、十一面観音像が本尊としてまつられている。
写真は『遍路の風景 空海のみち』村上護著、吉岡功治撮影(愛媛新聞社)から
参考文献『先達経典』(四国八十八ヶ所霊場会)