■ 徳島…発心の道場 阿波の札所
《第20番 鶴林寺》
- 【所在地】
- 徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ケ尾14
- 【連絡先】
- TEL:0885-42-3020
- 【近隣の地図】
- 地図
【略縁起】
風光明媚な鷲が尾山頂にある。
寺伝によると、延暦17年(798)に桓武天皇(737~806)の勅願で弘法大師が開創した。大師がこの山で修行していた時、雌雄2羽の白鶴が老杉のこずえに代わる代わる舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。歓喜した大師は霊木で高さ90センチほどの地蔵菩薩像を彫造し、その胎内に5.5センチほどの黄金のお地蔵さんを納めて本尊とし、寺名を「鶴林寺(かくりんじ)」にしたという。山号は、釈迦が説法をしたと伝えられる霊鷲山(りょうじゅせん)に山の姿が似ていることから霊鷲山(りょうじゅざん)とした。
以来、次の平城天皇以降3代にわたる天皇の帰依があつく、源頼朝や源義経、三好長治、、蜂須賀家政などの武将にも信仰され、七堂伽藍の修築や寺領の寄進を受けたりして栄えた。
阿波一帯の寺が兵火に見舞われた天正(1573~92)の兵火では、難所にあったためか難を免れている。
写真は『遍路の風景 空海のみち』村上護著、吉岡功治撮影(愛媛新聞社)から
参考文献『先達経典』(四国八十八ヶ所霊場会)