■ 高知…修行の道場 土佐の札所
《第30番 善楽寺》
- 【所在地】
- 高知県高知市一宮しなね2-23-11
- 【連絡先】
- TEL:088-846-4141
- 【近隣の地図】
- 地図
【略縁起】
寺は、土佐で最も古くから栄えた地域にある。縁起によると、大同年間(806~10)に弘法大師がこの地を訪れ、土佐一の宮の別当寺として開創した。
土佐高知藩2代藩主・山内忠義のころは特に庇護を受けて興隆した。しかし明治新政府の廃仏毀釈の難を受け、昭和4年(1929)に再興された。その後も第30番札所として2つの寺で納経ができるなど混迷の時期があった。平成6年(1994)から善楽寺を第30番札所として現在に至っている。
大正時代に建立された大師堂の大師像は「厄除け大師」として知られ、厄年の参拝や交通安全祈願などに霊験あらたかと伝えられる。「子安地蔵堂」には、弘法大師の作と伝えられる地蔵尊がまつられている。大師が祈祷して難産で苦しむ妊婦を安産させたという伝説があり、安産や子宝祈願にご利益があるといわれる。
写真は『遍路の風景 空海のみち』村上護著、吉岡功治撮影(愛媛新聞社)から
参考文献『先達経典』(四国八十八ヶ所霊場会)