■ 愛媛…菩提の道場 伊予の札所
《第40番 観自在寺》
- 【所在地】
- 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城2253-1
- 【連絡先】
- TEL:0895-72-0416
- 【近隣の地図】
- 地図
【略縁起】
「菩薩の道場」愛媛で最初の霊場。第1番霊山寺から最も離れており「四国霊場の裏関所」とも呼ばれる。
縁起によると、大同2年(807)、平城天皇の勅命を受けて弘法大師がこの地を訪れ、1本の霊木から本尊の薬師如来、脇侍の阿弥陀如来と十一面観音菩薩の像を彫造して安置し、開創したという。
平城天皇は勅願「平城山(へいじょうざん)」(山号)を下賜。次の嵯峨天皇とともに親しく行幸し、勅旨を毎年遣わせ護摩供の秘法を修したという。こうした由来で、この地を「御荘(みしょう)」と称し、山号にちなんで「平城(ひらじょう)」とも呼ぶようになった。
江戸時代初期のころは七堂伽藍がそびえ、末寺48坊、寺領二千数百石と隆盛を誇ったという。しかし火災ですべての堂塔を焼失した。その後は宇和島藩主・伊達家の祈願所として旧観の回復に努めた。
写真は『遍路の風景 空海のみち』村上護著、吉岡功治撮影(愛媛新聞社)から
参考文献『先達経典』(四国八十八ヶ所霊場会)