サイト内検索 Web 
文字サイズの設定文字サイズを大きく文字サイズを標準に文字サイズを小さく

■ 愛媛…菩提の道場 伊予の札所

《第65番 三角寺》
第65番 三角寺
  • 【所在地】
  • 愛媛県四国中央市金田町三角寺75
  • 【連絡先】
  • TEL:0896-56-3065
  • 【近隣の地図】
  • 地図
【略縁起】
 平石山中腹の標高約430メートルの場所にある。山は樹齢300~400年の桜が咲き乱れる名所。江戸時代の俳人・小林一茶は「これでこそ 登りかいあり 山桜」と詠んでいる。
 縁起では、聖武天皇(在位724~49)の勅願で行基菩薩が弥勒の浄土を模して具現するために開創したと伝わる。弘法大師は弘仁6年(815)に訪れ、本尊の十一面観音像を彫造して安置した。大師は不動明王像も彫り、三角の護摩壇を築いて国家の安泰と万民の福祉を祈念して降伏(ごうふく)護摩の秘法を修法したという。護摩壇跡は現存し、寺名の由来になっている。
 嵯峨天皇(在位809~23)の厚い信仰を受け、七堂伽藍を備えて寺運は隆盛だったという。しかし長宗我部軍による天正(1573~92)の兵火で本尊以外は焼失した。現在の本堂が再建されたのは嘉永2年(1849)。その後、昭和46年(1971)に修復された。
 本尊は古くから開運厄除けの観音、安産子安の観音さんとして信仰されている。子宝に恵まれない夫婦が寺で「子宝杓子(しゃもじ)」を授かり、仲良く食事をすると、子宝に恵まれると伝えられる。

 写真は『遍路の風景 空海のみち』村上護著、吉岡功治撮影(愛媛新聞社)から
 参考文献『先達経典』(四国八十八ヶ所霊場会)
Copyrights(c)The Ehime Shimbun Co.,Ltd. All rights reserved.
掲載している記事、写真などを許可なく転載、複製などに利用することはできません。
プライバシーポリシー著作権・リンク
愛媛新聞ONLINE