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■ 香川…涅槃の道場 讃岐の札所

《第76番 金倉寺》
第76番 金倉寺
  • 【所在地】
  • 香川県善通寺市金蔵寺町1160
  • 【連絡先】
  • TEL:0877-62-0845
  • 【近隣の地図】
  • 地図
【略縁起】
 金倉寺(こんぞうじ)は智証大師(814~91)誕生の地。
 智証大師は比叡山延暦寺で得度し、「円珍」と名乗った。唐に渡って6年間、求法の旅を続けて帰朝した。後に延暦寺第5代座主に就き、天台宗寺門派の宗祖となる。弘法大師とは縁戚関係にあった。縁起によると、金倉寺は弘法大師が誕生した宝亀5年(774)、智証大師の祖父、和気道善が創建。寺名は「道善寺(どうぜんじ)」と称した。仁寿元年(851)、文徳天皇の勅願寺となり、智証大師が住職になった。智証大師は唐から帰朝した後、4年ほど道善寺に滞在し、唐の青龍寺にならった伽藍を造営、本尊に薬師如来像を彫造して安置した。延長6年(928)には醍醐天皇の勅命で、地名から採った「金倉寺」に改めた。当時の金倉寺の寺域は広大で、僧坊は132を数えるほど隆盛を極めた。
 しかし建武(1334~36)の争乱、天文6年(1537)と天正(1573~92)の兵火で堂塔は灰燼に帰した。本尊や寺宝の一部は損傷を免れている。寛永9年(1632)に高松藩初代藩主・松平頼重が伽藍を再建、寺領を寄進され祈願所として尊崇されてきた。

 写真は『遍路の風景 空海のみち』村上護著、吉岡功治撮影(愛媛新聞社)から
 参考文献『先達経典』(四国八十八ヶ所霊場会)
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