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庄ダイコン(しょうだいこん)って知ってますか?

2007年12月14日

 愛媛県の中予地区にある旧北条市庄地区(現松山市)の地ダイコンです。
 庄ダイコンという名前は、庄地区の名に由来します。ごく限られた地域のみで栽培されてきました。 愛媛大学農学部の調査によると、150年ぐらい前からこの地で作られ、主に農家の庭先の菜園でわずかながら作り継がれてきたものです。

庄ダイコン
【写真】庄ダイコン

 愛媛農業試験場で地元農家の要請を受け、1982年(昭和57年)に現地から53株を選抜採種し、1994年(平成6年)に有望な系統が得られました。今は地元(庄地区)の約50人の方が庄ダイコン研究会を発足させて地域の伝承作物として復活させ、地元特産物になるよう頑張っているそうです。
 このダイコンの特徴は、葉色はやや淡緑色で、全体の3分の1が赤紫色です。切ると中は白色です。
 食味は、よく食べる青首種と比べると甘みが強く、寒さが増してくるとより甘みが増すそうです。
 今回は地元の友人よりいただき、食べてみました。私の感想は、甘みの薄いナシを食べているようで、ダイコン特有の辛味はありません。
 私のお店で、少し塩をしてしんなりさせた後、マリネした帆立貝と合わせて前菜の一つとしてお出ししました。
 また、生で四角や短冊にカットしてみて、バージンオイルと塩で食べてみました。生で合わせると、白身魚や貝類などのお刺し身と合わせるとおいしいと思いましたね。
 居酒屋などで、“大根サラダ”と称してかつお節をかけたり、ポン酢系のドレッシングであえた物がよくありますが、たまにはイタリアンでダイコンを食べてみてください。
 味付けは簡単です。

庄ダイコンを使った料理
【写真】庄ダイコンを使った料理

 白身魚のお刺身かホタテの貝柱の薄切りにしたものと、約1ミリほどの幅に切ったダイコンを塩で少ししんなりさせた後、水で洗い塩抜きしたものをボールに入れ、バージンオイルと天然塩で和えるだけです。酸味が欲しい方は、レモンやユズなどを適量搾って入れてもOKです。さっぱりしておいしいですよ。トッピングに乾燥の桜海老をかけてもおいしいでしょうね。
 また薄いおだしで炊いても、うま味いでしょう。炊くことで甘みが引き立ちますね。
 農産物も品種改良が進み、昔、私たちが食べていたものと比べると、今のお野菜は非常においしくなっていますが、こうした昔の品種を復活させ大切に育てていくことも大変重要なことだと思いましたね。 旧北条・庄地区の皆さんの取り組みは素晴らしいと思いました。
 まだまだ私の知らない愛媛の名品がありそうですね。 私の愛媛名産品探しの旅は続きますね・・・・・

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