寒波が入る定番は、クリスマスから年末にかけてと、大寒のころである。今年は、当初の予想に反してクリスマスには寒波が入らず、例年のような寒さはなかった。今日も青空が出たり雲が多くなったりしているが、冬場としては比較的平穏な天気である。
しかし、年末年始もこのまま――とはいかないのが、天気の理不尽なところ。今のところ、荒れ模様になる線が濃厚になってきた。これから人の移動も多い時期で、帰省がピークとなるため道路交通への影響や、農作物の被害が心配だ。

【図】年末の、予想される天気図
28日(金)までは穏やかな大掃除日和が続くが、29日(土)は沿海州付近を低気圧が発達しながら北東に進む一方、本州の南岸にも低気圧が発生、東進する見込みで全国的に雨の所が多くなる。30日(日)は西日本を中心に強い寒気が押し寄せ、上空1200メートルにマイナス9度の寒気が流れ込むため、山間地を中心に平野部でも積雪状態に。31日の大晦日もこの冬一番の強い寒気にスッポリと覆われ、元旦は寒波の峠は越えるが寒さは残り朝晩は冷え込む。けっこう厳しい年末年始となるかもしれないので注意が必要。
気温の変化は身体に大きな負担を招き、気温が5度以上も下降した場合は脳や心臓など体への負担が大きくなる。この5度の差というのは、肌で明らかに感じるほどの温度差で、健康な体であれば皮膚が外の気温を感知し脳に指令を送り体温維持のための対応がスムーズに進むが、実際には温度差に風や湿度が加わるためさらに激しくなり、寒さになれきらないうちに5度ほどの急激な気温の上下が頻発すると、脳卒中や心臓発作が発症しやすくといわれている。
この年末寒波は、収穫時期を迎えている愛媛特産の伊予柑にも影響を及ぼしそうで、今年は色づきも良く糖度もけっこう高く品質が良いが、寒風で赤く熟した果皮が被害を受けなければよいがと心配である。
わが、あらし山の伊予柑も収穫を半分残している。
あ~ぁ心配だ。

【写真】色づきも味も良い今年の伊予柑