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「家計仕分け」で貯蓄に向けたい

2010年01月29日

 新年を迎え新しい気持ちで家計簿をつける方も多いと思います。
 昨年12月「住信SBIネット銀行」の「家計仕分け」に関する アンケート調査が発表されていました(https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/enq_091224.pdf)。
 「2010年を迎えるにあたって家計の仕分けをしたい方が約8割」、「仕分けしたお金を貯蓄・投資に回したい人が約6割」。 また「自身の交際費は仕分けされたくない」など本音も覗け、昨年は多くの家庭でボーナスが減少した状況の中で、貯蓄や投資を増やしたいという家庭も多いようですね。

 やや悲観的ですが今後のボーナスの減少に備える、あるいは50代後半ともなれば退職後の生活の予行演習も兼ねての「家計仕分け」を考えたいところです。初めからボーナスはないものとして、月収で生活できないか検討してみる方法です。もちろん残ったボーナスは貯蓄にそっくり回すことが目的です。
 実際にご相談いただく家庭でも、ボーナスで使う金額を決めて予算管理しているケースはまれで、半年前のボーナスから何に使ったか10万円以上不明なご家庭も少なくありません。モデル家庭のようにボーナスがどのように使われたか1年分を確認していましょう。


モデル家庭 夫・妻50代後半 同居子1人:大学生 (住宅ローン完済、学費は貯蓄から)

夫 月手取り37万円 ボーナス手取り72万円×2  妻 月手取り 5万円

月々 支出 37万円  貯蓄 5万円
ボーナス 年間支出   年払い生命保険料       25万円  
                固定資産税           10万円
                車税・車保険・車検(1年分)  15万円
                 被服費              10万円
                使途不明金           16万円
                交際・職業費          18万円
                貯蓄                50万円

 このケースは1年間で94万円ボーナスから使っています。単純に12で割ると月7万8000円強の金額を毎月の支出に上乗せすることになってきます。毎月貯蓄が7万円以上できている家庭でないと、ボーナスで使う予算7万8000円を月の予算に入れることは簡単ではないですね。
 そのためには毎月の支出を見直し、さらにボーナスで使っていた支出についても優先順位や金額を決めて、毎月の予算に組み入れていく「家計仕分け」の行程が重要になってきます。夫婦の複眼で仕分け作業をしてみてはいかがでしょうか。すでに住宅ローン完済あるいは子どもの教育資金が終了した50代後半のご家庭にはぜひ検討していただきたいと思います。
 住宅ローンや毎月教育費がかかっているなど家庭の事情で全くボーナスを頼らないことは難しい家庭も多いと思います。そういったケースではたとえば100万円の支出を80万円にできないかというように使う金額を設定してみてはいかがでしょうか。今年は景気がよくなってほしいと願いますが、ボーナスに頼らない家計の基礎体力もアップしたいですね。
 

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