今の保険が継続できないなどの事情で、新たに医療保険を検討するとき、健康状況によって入ることが可能な保険が違ってきます。どんなタイプのものがあるのでしょうか。代表的な保険を例に比較してみましょう。

①は、特に健康面で問題のない人向きの一般の医療保険です。60歳男性で1日当たりの入院給付金が5000円の場合、保険料は比較的安く4000円代で終身保険に加入することができます。
養老保険のような満期のある保険に医療特約を付けていて、満期後は入院保障がない、退職後に医療保険が継続できない、といった方は、早めに検討したいタイプの保険です。また一入院(1回の入院。一般的に180日以内に同じ病気やけがが原因で再入院した場合は1回とみなす)の日数が長いタイプもありますが、短いものと比べると保険料は高くなります。
また②は、多少既往症があり①に加入できない人でも、限定した「告知」(契約時に健康状態や病歴を保険会社の所定の用紙に記入すること)で加入可能なケースがあります。60歳の同じ条件で1万数千円の保険料がかかり、健康面に問題のない人の保険と比べるとかなり高くなります。
③は、シニア世代なら健康状況に問題があっても「誰でも」加入できる無選択型といわれるタイプの医療保険です。加入当初90日は保障しない、また保険料が5年、10年ごとに上がるタイプ(更新型)のもので、一入院や通算日数が短いなど保障内容に制限があります。健康状態の告知はいらないのですが、保険料は割高。また保険が終了すると、再度同タイプに加入するときは保険料が上昇します。
では、今の保険が継続できない、また健康上の理由で一般の医療保険にも加入できなかったという場合、どうすればいいのでしょうか。次回も入院への備えを考えていきましょう。