前回に続いて松山さんのマネープランを考えていきましょう。通常ファイナンシャルプランナーは、複数のケースを想定しキャッシュフロー表を使って問題点や対策を検討します。今回はウェブ上なので下のように簡易な方法をご説明しましょう。
松山さんの退職後の収入は(60歳以降夫が働かない場合)、図5のように年金(ブルー)と妻のパート収入(イエロー)になります。妻が65歳になる時点の年金額が一番多くなり、約270万の予定です。また60歳時点での退職金2300万円、預貯金は600万円を予定しています。
図5
収入予定額(公的年金・妻パート)
夫 昭和24年3月生まれ 妻 昭和26年5月生まれ


前回松山さんが想定した退職後の予定生活費は年間で400万円(月約33.3万円です。図6では年間あたりどのくらいマイナスになるか概算で試算しました。67歳からは予算を少なめに360万円の支出と仮定しました。
当初4年間は毎年80万円(月6万円弱)の取り崩しになることがわかります。また一番年金額が多くなる夫67歳からでも毎年で約90万円資産の取り崩しが必要なことがわかりました。
次回はこのデータを基に松山さん夫婦が老後のマネープランについてどう選択していったかについてご説明します。